開栓したらそのまま口をつけて飲めるカップ酒。
「カップ酒に入っているのは醸造アルコールがたっぷりのお酒」「カップ酒はダーティな雰囲気のオジサンが飲むもの」というイメージが強いかもしれませんが、最近は様子が変わってきています。
飲みやすいデザインと、気軽に手にしやすい価格帯からその魅力が注目され、各酒蔵が純米酒や吟醸酒などこだわりのお酒をカップ酒として販売しているのです。

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カップ酒の火付け役として有名なのは、新井薬師の酒販店・「味ノマチダヤ」さん。この店のチーフマネージャー・印丸佐知雄さんは、さまざまな酒造に直接オファーをして、カップ酒を造ってもらっています。

店内の冷蔵庫には、カップ酒がズラリ。その数は80種類以上にのぼるそうです。季節限定のお酒もあるため、年間を通すとさらに多くの種類を扱っていることになります。

お店で扱っているカップ酒のうち、半分以上は味ノマチダヤさんのオファーによってつくってもらったものだそう。

印丸さん「大きな瓶を買って、『好みの味じゃなかった』なんてことになったら残念ですが、カップ酒ならお試し感覚で飲めるので安心。小さいので冷蔵庫に保管しやすかったり、空いたカップをリサイクルして使えたりするのも魅力です」

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魅力的なデザインの商品も多数!

「志太泉 にゃんかっぷ」(静岡県・志太泉酒造)
パッケージがキュートですが、左は本格的な純米吟醸酒。右は梅酒(もちろん日本酒仕込み!)バージョンです。

左/「普通酒・くまもとカップ」(熊本県・瑞鷹)
右/「愛宕の松 特別純米」(宮城県・新澤醸造店)
ご当地ゆるキャラが酒造とコラボし、カップ酒に変身! 右は宮城県の「むすび丸」というキャラクターです。

左/「松の寿 山廃純米/hoshi to takibi ほしとたきび Outdoor専用カップ」(栃木県・松井酒造)
中央/「純米 apples & dogs」(青森県・三浦酒造)
右/「松の寿 純米吟醸/hoshi to takibi ほしとたきび Outdoor専用カップ」(栃木県・松井酒造)

印丸さんがプロデュースしたカップ酒。

左右の「ほしとたきび」シリーズは、キャンプ好きな印丸さんが、アウトドアで楽しめるカップ酒として作ったもの。たき火をしながら飲むと、イラストの星や窓がきらきらと光って見えるようになっています。中央の「純米 apples & dogs」は、青リンゴのような香りがするお酒。

「これらのグラスは、飲んだ後に計量カップとして使えるように目盛りを入れました」と印丸さん。

飲み終わった後はペン立てにしたり、グラスにしたり、上記の漫画のように花瓶にしたり(!?)と、リサイクルしやすいカップ酒ですが、それを見越したデザインにするとはさすがです。

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オジサンのお酒というイメージを持ちやすいカップ酒ですが、容量が少なく、かわいらいサイズ感でデザインをアレンジしやすいため、実は女性にピッタリのパッケージでもあるんですね。

価格も200〜400円とリーズナブルなので、今まで飲んだことがないお酒に気軽にチャレンジすることができるのもよいところ。

「ジャケ買いでもおいしいと言っていただければうれしいですね」と印丸さん。

オジサンのお酒、なんてイメージは捨てて、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。見た目で選んだはずなのに、思わず虜になってしまうような、あなた好みの味に出会えるかもしれませんよ。

SHOP DATA
住所:東京都中野区上高田1-49-12
TEL:03-3389-4551
営業時間:10:00〜18:30、火曜定休
http://ajinomachidaya.com/

※一部、女性向けWEBメディア「オモタノ」に掲載した記事を編集のうえ引用しています。

English Version

One thought on “小さいのに奥が深い! “カップ酒”の魅力”

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